kiringrafica

昨日は風邪で静かにしていた。台所から聞こえてくるハトさんとＦの声をぼんやり聞きながら、布団にくるまって天井のシミをぼーっと見ている。
「おかーさんごはんだよ」と呼ばれて出て行くと、丸いパンが焼けていた。

生地を少しとっておいて、スープのつぼ焼き（というのかな？）に挑戦。
スプーンでコンコン、たたいてみる。いざ！

バレンタインデーの本命お菓子は、チョコレートアイスクリームです。
小さなうちの冷凍庫は能力不足で、いつも食べごろ。ときどきとろとろ。

そろそろバレンタインデー、Ｆとクッキーをつくる。
Ｆは熱心に媚薬を入れていた。

折り紙で包んで、風邪引きmちゃんに持って行ったら、ｍちゃんちには素敵なチョコレートが用意してあってびっくり。わらしべ長者だなあ。Ｃａｆｆａｒｅｌのチョコレート、なんてかわいい、うんとおいしい！

今日は、暖かでした。
やっぱり、発酵過多になってしまいました。

カピカピになったお餅と麹で、甘酒に挑戦。佐藤雅子さんの本によると「しだいにえもいわれぬいいにおい」がしてくるそうですが、はてさて。

今日のパン、レーズンとカランツといちじくと干し柿とアーモンド入り。
いつもよりしょっぱい。でもワインに合うんだろうね、きっと赤だね、と
炭酸水を飲みながら話す。

久しぶりに珈琲を飲む。お伴はぼりぼり、黒いビスコッティ。
夏みかんのマーマレードとアーモンドとチョコを入れた。

家のそばの料理屋には、「年に一度の恵方巻」の幟がひらひらしている。
「年に一度の年越し蕎麦」「年に一度のひなまつり」いろいろ使えるぞ。

のり巻きって楽しいな、おいしいな。
必殺ちょうちょ巻きは技量不足で、４つ並べて「ちょうちょだよ」とＦに渡す。
ハトも私もバジルチーズ巻きがいちばん。Ｆはシイタケの甘煮とソーセージが好きなんだって。

土曜日の楽しみ、世界の快適音楽セレクションでキャロットケーキのこと、話されていた。
わたし、わたしわたし昨日焼いたところ！

バターの香りとスパイス効かせて、にんじんたっぷり、くるみがこりこり、とってもおいしく焼けた。
ラジオでは、昔食べたキャロットケーキが「本当にまずかった」そうで、
ああ、届けに行きたい！

粉物に慣れてくると、うどんもそんな、たいそうなことじゃないな。
踏んでこねるから楽しいし。
と思いきや、最後は二人とも粉おばけになって、たいそうでした。

ぷつぷつ、ぽこぽこ、
今日のパンは、なんだかピタパンみたい。
でもね、馬鹿でかく、ずっしり重いのです。

小さい頃朝ごはんがフレンチトーストだと、弟と喜んだ。卵液がくたくたに染みていて、火がちゃんと通っているのが好きだったな。
この間ミホミュージアムで食べたフレンチトースト、今まで食べたどんなフレンチトーストとも違っていた。焦げ目がなく、卵にもパンにも乱れがなく、私もハトさんも目を丸くしながら食べた。
いったいどうやって作るんだろう。

家を出る前に成型して、帰ってきたらパンを焼こう。
そう思っていたのにすっかり忘れてしまい、こんな日に限ってコートがいらない陽気。ああすっぱパンかな、と思いきや、ふわふわおいしく焼けた。
うれしいけれど酵母さん、
あなたの気持ちがわからない～。

ちなみに外出先は京都の本屋さん。Ｆと３日前から約束していたアイスクリームパーラーに寄る。
目を丸くして無言で食べていたＦは突然、「アイスがなくなるー」と号泣、
アイスクリームを持っていなければ、床にひっくり返って暴れる勢いだった。
Ｆさん、あなたの気持ちはわかるけど～。

今日のパンもカメリアの粉、膨らみが柔らかくて軽く上品に焼きあがる。
パンの上にいるのは金柑の甘煮、
柑橘類を砂糖で煮た中で、いちばん好きだなー。

サンドイッチの具が落ちて泣いています。

２０１０年のパン初め。

ハトバーガーにしました。
おお喜びのＦは、大きなのひとつ（ハンバーグが小さいのではなく、パンが大きいのです）たいらげた。
粉はカメリア、上によく伸びる気がした。どこの国で育った小麦なのかな。

大掃除の途中でホームセンターへ買い出し、クッキーの抜き型セットがあった。ハトがあったので買う。不明な形ひとつは、ペンチでＦの好きなチョウチョに変えた。

ハト畑の芽キャベツアパート、住人はコビトキャベツとなめくじ、青虫。
そしてアブラムシ集団に占拠され芽キャベツは余儀なく立ち退き。

それにしても芽キャベツかわいいなあ。スパゲッティにしました。

ハトさんの会社の畑のにんじんと大根。おままごとみたいにかわいい。

でもね、とってもおいしいのだ。

今日は大掃除した。いちばん大変そうだったお風呂と網戸と窓をやっつけたのでもうラクショーだ。
ほぼにちを見たら蒸しパンが食べたくなって飯島直美さんのレシピで、蒸しパン。蒸しパンもいいな。

ごっついライ麦パンが食べたくてライ麦１００％で中種を準備するも、及び腰になり全粒粉と強力粉（ゆきちから）１：２でこねる。水分はいつもより控えめ。ライ麦と、酵母のアクが残る。中種の状態が方向を決めるんだな。

昨日、近くにあるおいしいパン屋さんを「偵察」して、もぐもぐ食べながら、
「こんなにおいしいパン屋が近くにあったら、私たちパン屋することないね」と話す。でもちょっと高いな。国産小麦、天然酵母だと高価になっちゃうのかもしれないけれど、ハトパンのパンは安くしたいな、だってパンだもの。