kiringrafica

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山登りをしているとき、遠くの遠くにピークがあって、
あそこまで歩いていくなんて信じられないほど遠いのに、
いっぽいっぽ、歩いていったら、やっぱりそこに立っているのです。

2013/02/09

今、ある本の編集のお手伝いをさせていただいています。
版画をつくりました。大きな木版画(といっても30cm四方くらいですが)は本当に久しぶりです。

版画の雑貨もつくりました。
アトリエエトセトラさんの本とてがみ展に並べていただいています。
木津の畑の中にあるちいさな小屋です。さぶいけれど、気持ちいいところですよ。

2012/09/10

童仙房にこの夏、とてもすてきなお店ができました。
プールの向こうのあそこ、あの小屋です。

お店の名前はARABON
清水善行さんの陶芸はじめ、村の作家さんたちの作品が並んでいます。

私の版画雑貨も置いていただいております。
風がここちよく吹き抜ける、みずみずしい小屋を訪れると、
すてきな笑顔が迎えてくれますよ。

2012/04/18

鯉江良二さんのワークショップに参加しました。

1週間、鯉江さんが制作している横をふらふら歩いていつでも話しかけることができるのです。童仙房はすごいところです。

私は器づくりは早々にあきらめて、ごはんをつくっていました。お手伝いを、と思うのですがいつもいつも、いただくことの方が大きいのです。
もっともっと見たかった、話したかった、私もそう思うし、みんなそう思っているんだろうなって思います。また次があるし、いまもつながっているんだ、そう思えることってありがたい。こんな機会を、ありがとうございました。

2011/12/17

きりん小屋第2回をしました。
今回は部屋の中で、親子で絵本の会でした。
家の中ということもあって、余裕があってとてもたのしかった。みんなが絵を描いているのが楽しそうで、私も加わりたかったです。終わったあとに、Fとふたりでお絵かきしました。

2011/11/12

きりん小屋、という造形教室をはじめました。
なんてったってお外が気持ちよい季節なので、外で遊ぶことにしました。
まずは第1回、これから育てていきたいです。
参加してくれたみなさん、ハトさん、どうもありがとう。

2011/10/30

cafe millet の絵を描くワークショップに参加しました。
おいしいごはんが目当てのくいしんぼう私たち。

絵を描く時間ももちろん楽しかったけれど、
ほんとはね、今、Fさんに必要なのは紙と鉛筆だけで
他には何もいらないんだ。
Fさんは床に寝転んだりお布団の上に椅子を持ち出したり、
さぞ書きにくかろう って体勢でぺちゃぺちゃおしゃべりながら
いっつも絵を描いてる。

本当にすてきな絵ばかりで、上手とかじゃなくて、そこにはもうFの
(わぁ)って小さな歓声がいっぱいにつまっています。
だからもう私はできるだけじゃまをせず、
その歓声に耳をかたむけて、たからもの箱にしまっています。

左:運動会でな、上がはしってるところで下がリレーしてるところ
右:お弁当食べてるところ お弁当はな、玄米とうめぼしとウィンナーと
たまごとチーズ(たこウィンナーになってる!)

2011/09/17

来月のグループ展と頒布会に向けて木版を摺る。
小さいのはちょこちょこつくっていたけれど、「作品」としてつくるのは久しぶりです。
またここに戻ってこれてよかった。

2011/02/20

四日市のメリーゴーランドで長田弘さんのレクチャーがあった。春からずっとたのしみにしていたレクチャーを前に、喫茶店でFはアイスクリーム、ハトさんはカレーを頼む。私はコーヒー。

ことばも、詩も、長田さん本人も全部一致していた。言葉の世界に生きる覚悟を感じた。
「変わらないものは僕にとってなにひとつないんだし、僕は変わっていく」、そのうえで、20代の青年(45年前の長田さんのことだ)の書いた詩を公平な新しい目で読み、「何も変わっていない気がしました」、と言えること。
下の階のおじさんに似ていて、しかも似ているだけじゃなくて、本当に下の階のおじさんで、私がずっと気づかないだけだったかも、と思わせる静けさがあった。沖のような、動を持った静けさ。聴くことに徹している静けさ。

これから何度この感覚を思いだし、励まされることだろう、と思う。心のお父さんだ。

2010/12/26

恵文社一乗寺店にポチ袋を置いていただくことになりました。今日から展示されるそうです。

恵文社一乗寺店には夜行くのが好き。信号機や青白い蛍光灯が遠く光る夜道をくねくね曲がって黄色い灯のともる恵文社の前に出ると、夜の町に浮かぶ巨大な宇宙船の前に立ったような気持ちになります。
初めて自転車で訪れたときも夜で、こんな町のはずれに、こんな品揃えの本屋が、しかも夜10時まであいているなんて 京都はなんていいところだろうと思ったものです。

2010/12/23

ポチ袋、メリーゴーランド京都店にも置いていただきました。
ここは古いビルの5階にある、本がぎっしりつまった緑色の部屋です。
きのこのような小さな椅子が置いてあって、本を手にそこに座ってきのこの妖精になってしまう場所です。

2010/12/03

家シリーズの版画パネル、吉祥寺にあるアンティークショップ、Cave Pearlにも置いていただきました。こちらはコーナーを作っていただいて、ポチ袋やポストカードも置いていただいています。すてきに並べていただいて、とてもうれしいです。

版画パネルは14cm×18cmの小さな箱です。お気軽にお店か私までお問い合わせください。

2010/12/03

12月1日からメリーゴーランドのクリスマス展に参加しています。私は版画のパネルを2点と木版画1点展示させていただきました。現役の絵本作家と卵たちの丁寧な作品が並べられています。とてもすてきにディスプレーしていただいてうれしいです(展示風景を撮り逃したので、私の家でのひとこまを載せました)。
メリーゴーランドは四日市にある子どもの本専門店です。大人も子どもになって、一日じゅういれる場所です。どうぞお立ちよりください。

2010/08/28

メリーゴーランドの増田さんが
「子どもには色鉛筆よりクレヨンより絵筆」と言っていたけれど、
たしかにそうだと思う。勢いが見えるもんね。

2010/08/11

Mini Print Finland 2010に入選しました。

2010/07/08

7月3日と4日、メリーゴーランドの絵本合宿に参加した。
荒井良二さんと石井聖岳さんとつつみあれいさんと増田さんがお話ししているのを聞いていたらもうもう、立ち上がって回れ右して家に帰って、絵を描きたくなった。
体力の限界、命がけの運転をして帰る。

2010/06/08

吉祥寺にあるcave pearlというお店のホームページをデザインさせていただきました。
店主のNちゃんとは中学生からのともだち。Nちゃんの鞄(すてきな革のバックだった)を開けるといつも、筆箱とかノートとか袋とか、ひとつひとつが丁寧に収まっていて、筆箱もノートも袋もほこらしげに見えた。お店もやっぱり丁寧です。

2010/06/06

今日はグループ展の搬入。版画も額も、ちゃんと出来上がった。

6/8~6/20までギャラリーアーティスロングで行われる、版画ミニアチュール展に参加いたします。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

2010/04/26

先日フランス額装の体験レッスンに参加しました。
ガラスではさんだ絵を紙でくるんで仕上げる。
単純なのに、紙がいいからか(素敵な紙がたくさん入った棚がありました)、静かな華やぎがあって、映えます。

2010/03/20

グループ展用に作っていた版、なんだかしっくりこない。
少し前に作ったこの作品と、できたてのこの額で行きましょう。

2010/03/12

ああようやく版画の締め切りがひとつ終わった。
たいへんだった~。休日も、早朝の裁縫時間も版画にあてて(下の階の人ごめんなさい)、なんとかできたよ。泥縄もいいとこで、最後は宅急便のお兄さんに手伝ってもらって梱包した。今にも崩壊しそうな大荷物とお兄さんを窓から見送り、戦場と化した部屋を掃除して、ようやくほっと息をついてポストを見に行ったら、うれしい便りが2つあった。

もうこんな泥縄いやだな、でもまたやっちゃうんだろうな。
今回は大きな作品を作った。もうがっかりし通しだ。失敗してああ次はこうしよう、というのばかり。

まあいいや、次の締め切りは来週末。こちらはグループ展、小さな作品を作ります。
それが終わったら、作品を整理してファイル作ろう。ここも載せよう。
あとね、あとね、やってみたいことがいろいろあるんだな、春だなあ。