1960年、フランス。喫茶店なんかにポスターが貼ってあったり、なにかと有名な映画だけれど、観るのは初めて。
冒頭の、電車の先頭車両から見ている景色がよかった。線路が分かれたり集まったりして、そして大きな駅に近づいてきた、とわくわくする。
ザジがかわいいね。おばさん(カルラ・マルリエ)の整いすぎた顔立ちがバリッと現れるところ、追いかけっこしているところ、エッフェル塔の階段の場面がよかった。部屋へ通じる階段の両脇が鏡張りになっているところなど、細部に凝っているところも好き、だけど、
最後にどんどん壊れていくの、私は好きじゃないなあ。