このあたりは広葉樹が多いから紅葉がきれいでしょう、いろんな人に言われます。いちばん最初は桂の木でした。
そして背後から忍び寄る冬の気配、朝晩はもう5℃くらい?
しかもこの家は屋外仕様ですから、急いで冬支度をはじめます。

 

数ヶ月前から家の前にあったドラム缶にようやく手をつけました。ロケットストーブです。ドラム缶と耐火煉瓦とU字溝で作ります。
耐火煉瓦はこぼちゃんがひとつひとつ軽トラに積んでくれました。どうもありがとう!
それを農家のおばちゃんが洗います。
「湯加減はどうだぇ、おうおう、気持ちえぇかね?」

ドラム缶とU字溝を加工します。みなさん、ドラム缶を切るときは車から離れてくださいね、火花でガラスが傷つきますからね。
グラインダーでけっこう簡単に切れました。煙突穴もちゃんと丸く開いて、ハトさんは大工仕事の腕をめきめき上げています。

   

レンガを組みます。レンガきれいだなー。新しい小屋はこれがいいなぁ、ハトさんと盛り上がります。

U字溝のヒートライザーと100Lのドラム缶の間に断熱材(パーライトと土1:1)を入れて、200Lのドラム缶をかぶせて、煙突は前についていたものにホンマ製作所でジョイントを作ってもらいました。これに一番お金がかかりました。

けっこう簡単にできました。待ちきれずに着火!あれ、つかないよ。ぜんぜん引かないよ。

家中もくもく、煙が目にしみます。すごい火力だというので、消火器用意しなくっちゃとか話していたのに。
もう一度くり返しますが、背後から冬が忍び寄るのです。煙る室内、震える子どもたち・・つづく・・・