一週間のうちに、縁あってお伊勢さんと出雲大社とにお参りすることができました。
お伊勢さんは仲間たちと連れ立って、
出雲大社は岩手のお母さんと子らと、飛行機で行きました。

出雲とか、八雲とか、雲がつく地名を見るとわくわくします。
出雲は本当に雲がぽこぽこしていました。
山もぽこぽことしていて、オオオトコになって、雲の上に立って見下ろしている感じになります。
亀岡あたりもそうですが、出雲はそれに加えて、風と光がありました。

車で走ると、どこも同じくらいの感覚で朱い瓦屋根の家がぽつぽつとあって、小山も川もみんなきらきらと光っていました。まっすぐ深く根を張った感じがあって、みんなたのしそうにそこに座っています。

帰って来て、大阪から奈良に山を通りました。出雲のあの深く安心する感じではなく、かさかさと喉が渇く感じ・・・ああ荒れているとはこういうことなんだな、と思いました。きっとつい少し前まで、この辺もあんな山川だったんだろうな。

帰ると童仙房の木々が「おかえり」って言ってくれました。それもまたうれしかったです。

そして岩手のお母さんありがとう。さすがに疲れたと思います。ゆっくり休んでくださいね。