少し前のことですが、洗濯機がとうとう片回りしかしなってしまい、新しく買いに行きました。クールな電気屋のお兄さんが2種類の表情を使い分けながら接客してくれました。笑顔のつもりの少し口端をあげる表情と、すみません、のときの少し口をすぼめる表情です。
それが、前の洗濯機は1989年製だったと伝えたら、ぱかっと口が開いて3番目のとびきり感動の顔に変わりました。
それからひとしきりお兄さんとハトさんは、昔の電化製品を賛美していました。

7回の引越しに付き合い、とにかくよく働いてくれた洗濯機さん、どうもありがとう。

すごくいい石けんを教えてもらいました。これでお皿も髪の毛も顔も服も洗えるんだよ、と奈良の五ふしの草のかやちゃん絶賛の、森のなかまという洗剤です。たしかに顔もお皿もつるつるすっきり!

下水道が整備されていないこの辺りは、各家庭からどぼどぼと排水が川に流れ、海と直結しているのがよく見えます。お皿を洗いながらときどき、その水が海まで流れていくことを思います。そのイメージを一度持つと、やっぱりできるだけ負荷はかけたくないなあと思います。