二泊三日で岩手へ行ってきました。

法事を早々にすませてさあ、温泉温泉!
花巻の藤三旅館、お湯も雰囲気もとてもよいところでした。天井の高い木造の建物、湯治部に一歩足を踏み入れると昭和の世界が広がっていて、薄暗い蛍光灯がちらちらする寒い廊下に、ペタペタ スリッパが響きます。

浴衣に丹前で 立ち代り入れ替わり温泉に入り、
きのこ御膳でまんぷくになって、お布団しいてもらって
丸くなったお腹をさすりながらゆらゆら白い足が伸びるお湯を見つめて、
朝一であっついお湯に入って、
朝ごはんのあとで さあ最後ね、と温泉に入り、
なかなか泊まることができないけれど、温泉旅館っていいですねえ。

二日目は盛岡のホテルに泊まりました。自販機には銀河高原ビール!!ホテルから紺屋町に向かい、駅前通を通って材木町まで歩き通し(けっこうな距離なのです)、Fがたくさん歩けるようになっていてびっくり。
紺屋町のクラムボン、サンドイッチがとてもおいしかったです。
コーヒーじゃなくて珈琲と書きたくなるような、煎りの深い懐かしい味、
学生時代に出会っていたら足しげく通ったろうなあ。

冬枯れて黒くなった林、オレンジ色の枯れ草、りんご畑、
ああ岩手いいなあ、住みたいなあ。

故郷があるってしあわせなことです。ありがとう。