2011/02/04
今日は立春。たしかに春がきた感じがする。
普段は助産院に通っているけれど、今日は総合病院で検診。地下にタリーズが入っているそうで、広い受付フロアはコーヒーの匂いがする。
「まずは血液センターで採血と検尿してもらってください」「次は心電図測定室で」、そこに行くと検査技師がいて検査してくれる。胎内の超音波も検査技師が撮影していた。
きっとお医者さんのところには、数々の数値と数枚の写真(異常なし)、というデータが行って、それをもとに診察するんだろう。待ち時間も無駄も少ないシステムだし、専門的な検査技師の方が信頼できるのかもしれないけれど、健康診断じゃあるまいし、お医者さん、それでおもしろいかな。
前に助産師さんが採血した血を見て「あ、貧血じゃなさそうね」と言っていたけれど(きっとどろどろとかさらさらとか、血の色とかいろいろあるに違いない)、私が医療に関わる者だったら数値とともに患者を観察したい。採血は無理だとしても、超音波で胎児を見るくらいは自分でしたいな。きっとそこの、数値では切り捨てられる身体感覚で得た見識の中に、新発見(傾向と対策)があると思うのに。
便利志向の世の中、いろんなところで身体感覚が失われていく。
ちほさんは「不便は生活のスパイス」って言ってたけれど、身体に近いものを作っていきたいならなおさら、楽しみながら手間をかけ、足を使って生活していこう。
パソコンの前でかたまって買い物や調べものしている最近の私に、もうひとりの私が後ろから肩をたたく、ほら春も来てるしね、って。
on 2011/02/09 1.Kコ said …
お。長文だ。
大きな病院に行くと、確かにシステマチックで、効率はいいけど、そっけないよね。まるで、工場のベルトコンベアの上にいる部品みたいに、あっちへ行って、こっちに運ばれ・・・でさ。
わたしは最初の出産が大学病院だったから、ほんと、そんな感じだったよ。おかげで出産は不安いっぱいだったし、退院してしまえば、先生の顔も助産師さんの顔も誰ひとり覚えてない。つまらんねー。
on 2011/02/11 2.kirin said …
Kちんこににちはー。長文につきあってくれてどうもありがとう。
そうかあ、あそこで出産を迎えるとしたら、そういう不安がつきまとうだろうなー。
先生も同じ人じゃないんだね。
産後もそりゃー、マタニティブルーになるよね。
ちなみにその超音波検査技師は、ご丁寧に性別を教えてくれた。
性別は生まれるまで知りたくないというのが伝わっていなかったからなんだけれど、
うれしい一方で、どっちかなって楽しみもあったから残念でもある。
on 2011/02/15 3.Kコ said …
ははは!最近は性別を知りたい人のが多いんだろうね、きっと。
じゃ、やっぱ、確定?
うちは、下が生まれるのと家が建つのが一緒だったから、男の子だったら子ども部屋2つ、女の子だったら大きい子ども部屋を家具で仕切ろう、と計画していたので、検診のたびに性別を聞いてたよ~。でも、おじいさんの先生に「そんな責任重大ならなおさら、うかつに言えない!」と、全然教えてくれないの。結局、設計には間に合わず、後から壁を作って仕切れるように基礎だけは入れてもらって・・・。ま、確かに、そんな理由があったら教えてくれないよね!
on 2011/02/17 4.kirin said …
Kちんこんにちは!
一応疑問符がついた発言ではあったけれど、もう8割確定でしょう。
なんか知っちゃうと生まれたあとの生活を想像するときに具体的になっちゃう気がしてねー。
前に通っていた産婦人科のおじいちゃん先生も「科学的に根拠のないことは教えません」って言ってた。お医者さんによるんだろうね。今日もこれから検診です。