Ithacaのそばには細長い湖が何個かあって(finger lakesと呼ばれている)、湖畔にはぶどう畑が広がりワイナリーが立ち並んでいる。
皆が香り高いワインを飲み比べている間、ハトさんは昼寝していた。私がアンドリュー・ワイエスだったら絵にしてあげるんだけれど。

Treman Parkをトレイルする。沢くるみの木がいっぱいある。インディアンは移り住む土地を探すとき、クルミの木があるところを選んだそう、ここにもかつて、インディアンがテントを建てたのだろうか。星野道夫氏がどこかで「犬が狼を見るときの気持ち」と表現していたけれど、そんな遠い憧れを持ってクルミの木を見上げる。ここは地層が安定しているためか、数千年前のこともついこの間の出来事のように感じられる。古い土地だ。

湖畔でピクニックしようと車で移動していると、雨が降り出した。車から降りるとすごくいい匂いがする、Lindenの花だという。ああ菩提樹ってこんな木だったんだ!菩提樹の木の下で雨宿りした。
湖畔でHildaおばさんと石探しする。化石が混じっているものもたくさんあった。Hildaおばさんは、for youとハート型の石をくれた。