1993年、フランス。もっと古い映画かと思った。

ある世界をつくりだすこと、絶望を描くこと、すごいことだな、と思う。
でも「作品、物語」として距離を置く前に、子供を取り巻く環境に胸が痛んだ。
子供に「私を許して」とみんなが言う。言えるのをうらやましいと思う。でも子供は、子供はどうなるのだろう。

光と影がはっきりしていて、その中で子供の目が光っていてとってもこわかった。